白髪は若さの大敵!?
白髪があるだけで、見た目年齢が4歳も老化。

同じ女性の写真を提示し、それぞれの見た目年齢を聞くと、白髪がない写真は平均で40.8歳に対し、白髪がある写真は平均で44.7歳となり、白髪があるだけで年齢が約4歳（3.9歳）も老けて見られてしまいます［図1］。 白髪は外見への影響が大きく、若い見た目を保つには白髪ケアが必要なようです。

また、女性の白髪をチェックするのは男性よりも女性の方で、同年代の女性の白髪の有無をチェックするかどうか聞くと、男性30.7％に対し女性は72.4％と、そのチェックする割合は倍以上にもなっています［図2］。 [図1]の写真の見た目年齢の結果も、白髪がある写真は男性平均41.9歳、女性平均45.6歳となっており、男性に比べ女性の方が同性の白髪に厳しい評価を下すことがわかります。

白髪は見た目の若さだけでなく、心理的な影響も大きい。
白髪があるだけで7歳老化したように感じ、7割が自信を失う。

白髪を見つけたとき、何歳くらい老けた気持ちになるかと女性に聞くと、平均で6.9歳となり、白髪があるだけで、女性は7歳も老けた気分になってしまいます。また、白髪があると自分に自信が持てないかと聞くと、女性の約7割が「自信が持てなくなる」（66.0％）と答えています［図3］。

白髪があると見た目の若さへの影響だけでなく、自分に対する自信も失い、気持ち的にも一気に7歳も老け込んでしまうことがわかりました。

30代で発見された白髪も6年以上も放置されたまま…
白髪に悩むがすぐに対策はしない!?

見た目的にも気持ち的にも老け込ませる悩ましい白髪の存在。女性に自分の白髪を見つけた年齢を聞くと平均で34.0歳ですが、白髪染めなどのケアをするまでの期間を聞くと、平均6.2年もかかっており、30代で見つけた白髪は6年以上も放置され、40代になってやっとケアされます［図4］。

白髪染めなどのケアするきっかけは、「かくせないくらいに目立ってきたから」（78.0％）が圧倒的に多くなっています［図5］。

また、白髪が気になりカラーリングなどの白髪ケアをしている女性（312人）に、白髪を見つけても放置することがあるかを聞くと、3人に2人が「放置することがある」（64.4％）と答えており、その理由として、「面倒だったから」（37.8％）、「ケアをする時間がなかったから」（37.3％）、「まだ他の人から見て気になるほどではないと思ったから」（27.9％）などが上位に挙げられました［図6］。

白髪は自分が思うよりも目立っている!?
あなたの白髪は、しっかりチェックされているかも。

白髪を放置する理由として「他の人から見て気になるほどではないから」（27.9％）が挙げられましたが、前述［図2］の通り、女性は同性の白髪を厳しくチェックしています。

自身の白髪に気付いていない女性がいると思うかと聞くと、6割近くの女性が「いると思う」（57.6％）と答えており［図7］、自分の白髪はまだ気付かれていないと思っていても、周りの女性には既にバレていることが多いと推測されます。白髪は前髪や、生え際、もみあげ、こめかみなどの根元部分は目立ちやすく、簡単には隠せないので白髪染めなどの対策をするのがおすすめです。

理想の髪は、白髪一つない20代の頃の艶やかな黒髪。
なのに、自分の白髪染めなどの白髪ケアには自信もないし
染め残しもありそう…。

心理的に7歳も老け込ませる悩ましい白髪の存在。「白髪を見つけていやな気持ちになりたくない」女性は全体の8割（80.9％）にも上ります［図8］。

しかし、白髪染めなどのケアに自信がある女性は少なく、白髪ケアをしている女性でも7割が自分の白髪ケアに「自信がない」（70.2％）と答えており［図9］、同じく7割が「染め残しがあるかも」（73.1％）と答えています［図10］。

では、どんな髪が理想かと聞くと、「艶やか」（97.8％）で「枝毛・切れ毛のない」（96.2％）、「指通りのよい」（95.8％）、「ハリ・コシのある」（93.3％）、「白髪一つない髪」（86.0％）を望んでいます［図11］。

もし、戻れるとしたら何歳の頃の髪に戻りたいかと聞くと、平均で22歳と答えており、20代のころの若さあふれる艶やかな黒髪が理想のようです。

これからは白髪に前向きに向き合い、
白髪染めなどのケアを当たり前の美容習慣にしていきたい。

白髪や白髪染めなどのケアに関する女性の意見を聞くと、「髪を含めていつまでもきれいでいたい」（93.8％）、「白髪を気にせず、いつも自分に自信を持っていたい」（90.2％）、「白髪とポジティブに付き合えたら嬉しい」（89.1％）などの意見が賛同を集めました。白髪は恥ずかしいから隠したい…という後ろ向きな姿勢ではなく、白髪と向き合いきちんとケアして自信を持ちたいという前向きな姿勢が感じられます。

白髪ケアについても、「メイクアップと同じ美の習慣・身だしなみのひとつだと思う」（78.9％）が8割の支持を得ており、これからの白髪ケアは当たり前の美容習慣となっていくことが予想できそうです［図12］。

髪が傷まず艶が出て色持ちの良い白髪ケア商品を求めている。

当たり前の美容習慣へと進化しそうな白髪ケア。

具体的にどんなニーズがあるかを聞くと、「髪が傷まず、髪質がよくなるケアをしたい」（93.6％）、「手間をかけず髪色を保ちたい」（93.3％）、「ヘアサロンのようなクオリティーで仕上がるとよい」（90.2％）、「白髪が染まるだけでなく、艶やかな髪にしたい」（88.9％）などの意見が上位を占めました［図13］。